【メイキング】自主制作ホラー映画「人形忌劇(にんぎょうきげき)」本編をついに公開!

久しぶりの映画制作日記だ!

1月14日に、やっとこさ新作映画をYouTubeにアップロードした。

市松人形

今回の映画は、ナカモトフィルム初のジャパニーズホラー映画!

その名も「人形忌劇(にんぎょうきげき)

タイトルは高橋君が考えてくれた。響きが良いよね。

まあ、日本で撮ってんだから全部ジャパニーズだろうってのは、置いといておくれ。

ようは、洋画っぽいスプラッターホラーでは無くて、日本のジワジワくるホラーってことだ。

これからメイキング話をするから、観ていない人は、一度鑑賞してから記事を読んでいってくれ!!

 

ジャパニーズホラーに挑戦!

撮影風景

まず、この映画の案が出たのは、2014年の冬ぐらいだった。

「デッドスクランブル」というアクション映画を撮った後だったので、次はセリフが多くて、動きの少ない、撮影が楽な映画を撮りたかったのだ。

なので、その時はまだ「日本っぽいホラーを撮ろう!」というだけのふんわりしたものだった。

デッドスクランブル

懐かしきデッドスクランブル

 

脚本で悩む!警察に捕まる!

映画撮影

最初は、女の幽霊が出てくるようなホラーや、廃墟で撮影するような物をイメージしていた。

そんなある日。

廃墟を探していて、廃病院に潜入した際、なんと病院の隣の家の人に通報されてしまったのだ!!

10分後に、辺りは警察官で包囲され、ナカモトフィルムはそのままパトカーにぶち込まれた!!ビビる〜!

取調室で始末書を書かされた後で出所!警察は怖いぞ!マジで!

そんな感じで不法侵入は懲りたので、廃墟で撮影案はボツに。

 

稲川淳二の怪談!

稲川淳二の生き人形!

廃病院事件で捕まってから数ヶ月後…。

他に案は無いか悩んでいて、ふと昔から大好きな稲川淳ちゃんの怪談を聞いていた。

淳ちゃんの怪談で有名なのが「生き人形」という話しだ。

久しぶりに生き人形を聞いた僕は閃いた。

これだ!!人形映画だ!!!

その後、ジェームズ・ワンの「死霊館」という映画を見たりして構想を膨らませた。

そして最終的に、「市松人形が主人公の周りの人物を殺していく」という内容になり、脚本を書き始めた。

 

日本人形を購入!

恐怖の市松人形

ヤフオクで日本人形を探していると、結構な数が引っかかる。

なるべく古くて安くて怖そうな人形を探して、無事に落札。

家に到着して、箱を開けた時は結構ビビった。

デカイし歯が生えていて超怖かったのだ!そしてやたら髪の毛が抜ける!何じゃコイツ!

高橋君はこういった系統の物が苦手なので、呪いの人形だ!と騒いでいた。

 

ホラー映画は難しい!

人形ホラー

そんな感じで人形を準備出来たので、早速テスト撮影を行った。

当時、テスト撮影したシーンがこれだ↓

テスト撮影を行ってみたところ、「あれ?全然怖くならないぞ…ホラーって難しい…。」という事に気づいた。

撮り方なのか脚本なのか主人公の状況設定が悪いのか、よく分からんが日本人形出してもあまり怖くならなかった。

こりゃあ真面目に撮ってもツマランな、ということになり、ギャグに逃げることにした。

僕は昔から、ラストで画面が止まって「THE END」って出て暗転!という映画を撮りたかったので今回無理やり合体させてみたのだ。

 

撮影って楽しいぞ!

人形忌劇メイキング1

脚本が出来上がったので、8月ぐらいから撮影を開始した。

今回はデッドスクランブル最終話のオマケ予告編に出てもらった二人をメインキャラクターにして撮影を行った。

そめちゃん

そめちゃん

ひゅうがくん

ひゅうがくん

これまでずっと、同じメンバーばかりで撮影していたので新鮮な気分だった。

セリフあわせ?

開始待ち

撮影風景

夏だったけど、室内ばかりでアクションシーンが無いので、超快適に撮影は進んだ。クーラー最高〜♪

室内撮影

デッドスクランブル撮っていた時は、冗談では無くて本気で脳みそが沸騰しそうな暑さで定期的に水を被りながら撮影を続けたぐらいだった。

マジで死ぬほど暑い

マジで真夏の着ぐるみアクションは死ぬほど暑い

スーツアクターの人達を本当に尊敬する。

バトルシーン

今回、登場人物をドンドン殺していったので凄く楽しく撮影出来た。

というのもこれまで実は登場人物がこんなにも死ぬ映画を撮ったこと無かったからだ。

全滅だ!

死んでる…。

これまでと違ったジャンルを撮るのは楽しいもんだね。

お前だあああ!!

 

ハプニング続出!!

人形がこっちを見てる!

撮影中に人形の首が取れてしまったりと、数々のハプニングを乗り越えながら撮影は進んだ。

バラバラ事件

緊急オペ

ボンドで緊急オペ

 

時代設定は1999〜2002年ぐらい!?

休憩

一応、1999〜2002年ぐらいの時代を想定して撮影した。

だからなんとなく衣装が今風っぽくない。

こんな、いかにもな記者いるのか??

こんな、いかにもな格好の記者がいるのか??

リングや呪怨がVHSでレンタルされていたあの懐かしき時代をイメージして撮影を進めたのだ。

昔っぽい

ノリで撮った大正っぽい写真

 

階段落ちはガチだ!

階段落ち

ラストの見せ場である高橋君の階段落ちは、ガチで落ちて撮っている。

おかげで高橋君は半袖で石の階段を落ちたので傷だらけになってしまった。

傷だらけタカハシ

映画内だと伝わりにくいので、彼の功績をブログに書いときました。

 

衝撃のラスト!

ラストシーン撮影

だんだんと撮影が進んでいくと、最初は気味悪かった日本人形にも愛着が出てきてしまい、ラストシーンの撮影は少し悲しかった。

呪いの人形映画

首を切断して車で轢くという倫理的にヤバそーなラストシーン。

このシーンは、呪怨とかリングとかの邦画を見ていると、ふと思いついたのだ。

俺たちの映画の「タカハシ」が、このリングの世界観に居たらどうなるのか??

あのタカハシなら、おそらく徒手空拳で倒すだろう、とか色々妄想していく中で、人形を倒すためにチェーンソーでバラバラにして、車で轢いた後に勝利の雄叫びを上げるというラストを閃いだのだ。

ヤッターー!!

YouTubeにアップしてから、コメントがたくさん来ているのだが、皆あのラストを笑ってくれたようで安心した。

人形忌劇記念写真

クランクアップ記念写真

そんな感じで無事にクランクアップ!

 

次回作も撮影中!

謎の映画

早速、次の作品の撮影も進めている。

今回もナカモトフィルム初のジャンルに挑戦中だ!

5分ぐらいの短編なので過度な期待は禁物だが、今回も面白い作品になりそう!?

2016年もナカモトフィルムに乞うご期待!

 

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